OPERATING MANUAL

Plesk 迷惑メールフィルタ設定

メールボックスに届く迷惑メールに対しスパムフィルタを設定する方法をご案内します。
ご不明な点に関しましてはお気軽にお問い合わせください。

※このマニュアルはPlesk Onyx 17.8をもとに作成しています。

[ 前提条件 ]  この手順を行うには、使用するメールアドレスの設定が完了している必要があります。   メール設定手順 ›

1
ログインする

1-1. ログイン画面に[ユーザー名][パスワード]を入力して[ログイン]をクリックします。

ログイン

1-2. ログイン後、「ウェブサイトとドメイン」の画面が開きます。

ウェブサイトとドメイン
2
迷惑メールフィルタを設定するメールアドレスを選択

2-1. ドメインを確認する。
画面にスパムフィルタを利用したいメールの「ドメイン」が表示されていることを確認してください。
ドメインが異なる場合は、ページを下にスクロールして該当のドメインを表示します。

ドメインを確認する

2-2. 対象のドメインのメニューから、[メールアドレス] を選択します。

メールアドレス

2-3. 「メール設定」の画面が開きます。
画面赤枠「メールアドレス」タブを選択し、対象の「メールアドレス」をクリックします。

メール設定画面

2-4. メールアドレスの設定画面が開きます。
画面にスパムフィルタの設定を行う対象の「メールアドレスが表示されている」ことを確認してください。
メールアドレスが異なる場合は、「キャンセル」ボタンをクリックして前のページに戻り、メールアドレスを再度選択してください。

メールアドレス確認
3
スパムフィルタの設定をする

3-1. スパムフィルタ設定と処理方法を指定する。
画面赤枠の「スパムフィルタ」タブを選択し、「このメールアドレスに対してスパムフィルタをオンにする」にチェックを入れます。
次に「スパムとして分類されたメッセージに対する処理」の項目から希望の処理を選択します。
指定が完了したら「適用する」をクリックします。

スパム処理設定

[ スパムとして分類されたメッセージに対する処理について ]

スパムメッセージの件名に
指定テキストを追加する
迷惑メールと判定されたメールの件名(Subject)に、指定したテキストが追加されます。
メーラー上で設定したテキストを条件に振り分け設定をする事により柔軟な迷惑メール対策が可能となります。
スパムメッセージをすべて削除する 迷惑メールと判定されたメールは自動的に削除されます。
※迷惑メールでは無いメールをスパム判定した場合にも自動的に削除されます。
スパムをスパムフォルダに移動する 迷惑メールと判定されたメールはメールボックス上のスパムフォルダへ自動的に移動されます。
※IMAPが有効な場合のみ機能します。

3-2. スパムフィルタをより詳細に設定する。
スパムフィルタの感度やホワイトリスト・ブラックリストの登録を行うことで、より綿密なフィルタの設定が行えます。「メールが間違って振り分けられる」「特定のメールアドレスからのメールを制御したい」などの用途にご利用ください。

画面赤枠「詳細な設定を表示」をクリックし、 [スパムフィルタの感度]、[ホワイトリスト]、[ブラックリスト] へ必要な項目を設定したら「適用する」をクリックします。(ホワイトリストやブラックリストに登録するメールアドレスが複数の場合一行ごとに改行して入力)

転送設定完了

[ スパムフィルタ詳細設定について ]

フィルタ感度 フィルタの感度はデフォルトでスコア7ポイント以上のメッセージをスパムと分類するように設定されています。必要なメールまで迷惑メールとして処理されている場合「8」などフィルタ値を大きくしてフィルタの感度を下げ、逆の場合は「6」などフィルタ値を小さくして感度を上げてみてください。
ホワイトリスト ホワイトリストに含まれる送信者(メールアドレス)からのメールはフィルタにチェックされません。
※ドメイン名を1行に1件ずつ入力してください。
ブラックリスト ブラックリストに含まれる送信者(メールアドレス)からのメールはフィルタによりブロックされます。
※ドメイン名を1行に1件ずつ入力してください。

[ 迷惑メール判定が誤検知される場合 ]

正当なメールがスパムと誤検出されてしまう場合、感度の値を大きくすることでスパムの判定基準が緩和されていきます。(初期値:7、最大値:127) 逆に値を小さくするとスパムの判定基準を厳格になり、より細かい基準でスパムの判定を行います。
この際、感度の値を一度に2つ以上増減すると、スパムフィルタの挙動が大幅に変わる可能性がある為、設定を行う際は、値を1ずつ設定を行い、2〜3日ほど様子を見ながら調整することをお勧めします。

[ 特定のメールアドレスからのメールをスパム判定させない場合 ]

特定の送信者から送信されたメールを全てスパム判定させたくない場合は、ホワイトリスト欄に対象のメールアドレスを入力すればスパム判定されません。 複数のメールアドレスをホワイトリストへ登録する場合はメールアドレスを1行づつ入力してください。ワイルドカードでの設定も可能ですが、セキュリティレベルが低下するため、ワイルドカードを使用した設定はお勧めしておりません。

[ 特定のメールアドレスからのメールは全て迷惑メールと判定したい場合 ]

特定の送信者から送信されたメールを全て迷惑メールとして処理したい場合、ブラックリストに対象のメールアドレスを入力します。複数のメールアドレスをブラックリストへ登録する場合はメールアドレスを1行づつ入力してください。

3-3. 設定したスパムフィルタが有効化されます。
メールアドレスの設定が保存されたメッセージが表示されます。
以上で迷惑メールフィルタ設定の手順は終了です。

転送設定完了
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