メールセキュリティ

2023.12.22

2024年2月よりGmailポリシー変更!対応すべきSPFやDKIM、DMARCについて

2024年2月のGmailポリシー変更の概要

2023年10月にGoogleは「メール送信者のガイドライン」を更新し、2024年2月以降Gmail宛にメールを配信するためのガイドラインを適用すると発表しました。

メール送信者のガイドラインのGoogle公式ドキュメントはこちら 別窓

主な変更点としては、メール送信者にSPFおよびDKIMの導入DMARCの設定、購読の解除を容易にするなどの様々なセキュリティ要件が追加されました。 これらの変更は、メールのセキュリティと信頼性を向上させますが、多くのGmailユーザーを抱える企業にとっては対策が必要となります。

SPF/DKIM/DMARCの比較表

名称 説明
SPF メールの送信ドメイン認証の一つで、差出人のメールアドレスが他のドメインになりすましていないかを検出する機能です。これにより、なりすましメール対策に役立ちます。
DKIM メールの認証技術の一つで、メールの送信元が電子署名を施し、受信者がそれを検証できるため、なりすましや内容の改ざんを検知できます。
DMARC SPFとDKIMをベースにした技術で、メールの送信元アドレスが信頼できるか、なりすましされていないかを判断できる機能です。これはフィッシング攻撃やなりすましメールへの対策に効果的です。

Googleのガイドラインに対応しないとどうなりますか?

新しいガイドラインに適応しない場合、Gmail宛のメールは拒否されたり迷惑メールとして分類されるリスクがあります。これにより、ユーザー数の多いGmail宛てへのメールマガジンやコミュニケーションを行う企業には大きな影響が及ぶため、適切な対策が必須となります。

※2023年12月時点で、Google Workspace アカウント宛てに送信されるメールには、今回導入される新しいGmailのガイドラインが適用されないことが発表されています。ただし、将来的な変更の可能性を考慮し、これらのガイドラインに準拠しておいたほうが良さそうです。

SPF/DKIM/DMARCが対応済みか確認する方法

弊社で作成したGmail対応チェッカーをご利用いただければ、SPF、DKIM、DMARCが正常に設定されているかどうかを調べることが可能です。

Gmail対応チェッカーはこちら

よくあるご質問

この変更がビジネスにどのような影響を与えますか?

Gmailユーザーへのメール配信が影響を受ける可能性があり、認証技術の適用が必要になります。

変更に対応するための締め切りはいつですか?

2024年2月までに対応する必要があります。

レンタルサーバーを使用している場合、特別な注意点はありますか?

サーバープロバイダーが提供するメールサービスの設定を確認し、必要に応じて調整が必要になります。

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