専用サーバー・AWS サーバー構成例
サーバー構成を見直し、システムダウンなどのリスクを回避
負荷分散・冗長化構成
- 関連サービス:
- 専用サーバー
- AWS
- 専用ロードバランサー
- CDN(コンテンツキャッシュ)
- ソフトウェアロードバランサ―
サーバーへの急な負荷や障害に備えたサーバー構成と運用

サーバーを利用する上で、サーバーの負荷や障害に対しての対策はとても重要です。
例えば「一時的なトラフィックの増加で大量のアクセスを処理できない」「サーバー故障による障害時にサービスを止めずに運用したい」など、お客様のビジネスやサービス損失を回避するために、サーバーの負荷分散や冗長化を行うことでリスクを軽減することができます。
サーバー負荷分散 構成例
専用サーバーやAWS(クラウドサーバー)への、急激なアクセスや処理の増加による負荷を分散します。

複数のサーバーに負荷を分散し、サービスの遅延や停止を防ぐ

[ DNSラウンドロビン ]
DNSサーバーに複数のWEBサーバーを登録し、リクエストをそれぞれのサーバーへ振り分け、通信を平均化することでサービスの低下や停止を抑制します。シーズのDNSをご利用の場合、標準で設定・対応が可能です。

※サーバーのメンテナンス時や、障害発生時はリクエストが処理されない場合があります。
[ ロードバランサーによる負荷分散 ]
ロードバランサーを利用して、WEBサーバーへのアクセスを複数台のサーバーに分散させることで、サービスの低下や停止を低減します。
ロードバランサーを利用し、WEBサーバーへのアクセスを分散します。


サーバー本体への通信集中を防ぎ、負荷を大幅に軽減

[ コンテンツ配信負荷分散(CDN) ]
オリジナルのサーバー内にある静的な配信コンテンツを全世界にあるCDNサーバーと連携させ、クライアントからの接続をサーバーに集中させずネットワークの負荷を分散させます。
画像・映像・音楽・ストリームなど、転送に広帯域が必要とされる場合に最適です。


高負荷時にエラーページを表示せず、専用ページに誘導して負荷を軽減

[ 広域負荷分散(グローバルサーバーロードバランシング/GSLB) ]
コンテンツサーバーに対して大量のアクセスが発生した場合、あらかじめ用意した別のサーバーへ誘導しコンテンツへの負荷を軽減します。


データベース処理を効率化させ、耐久性と高速化を実現

[ データベース負荷分散 ]
複数のデータベースサーバーをクラスタリングし、並列処理や冗長化の機能を提供します。
高速な処理と多数の要求にも耐えられるデータベースが必要な場面に適した構成です。

AWS(クラウドサーバー)を状況に合わせて動的に負荷を分散

[ Elastic Load Balancing(ELB)による負荷分散 ]
AWS上に構築された複数のインスタンス(仮想マシン)に対して、ロードバランスやリバースプロキシ機能の設定を行い提供。ELBにはインスタンスのヘルスチェック機能も含まれるため、常にベストコンディションでサーバーを稼働させることが可能です。

サーバー冗長化 構成例
万が一の障害発生時に、専用サーバーの停止を限りなく低くする冗長化構成。
サーバー障害発生時のサービス停止を防ぐ

[ ロードバランサーによる冗長化 ]
ロードバランサーを組み合わせ、配下のWEBサーバーに障害が発生した場合、残ったサーバーにアクセスを振り分けて運用を継続させます。

[ HAによる冗長化 ]
複数台のサーバーを常時同期(ミラーリング/レプリケーション)させ、サーバー障害が発生しても同期先のサーバーに自動的に切り替えサービスを継続させます。

サーバー機器の故障に備える
サーバー機器の故障によるシステムダウンを軽減

専用サーバーはハードウェアを1台専有利用するため、故障した際は致命的なシステムダウンの原因となりえます。機器の物理的な故障である以上、サービスの停止をゼロにすることはできませんが、万が一に備えてWEBサーバーを複数台構成で2重化することで、システムダウンやサービス停止のリスクを軽減します。
サーバー利用でお困りならシーズにご相談ください

「サーバーの負荷が高くて困っている」「サーバーを見直したい」など、サーバーについてのご相談、今回紹介したサーバー構成やオプションのお見積りもお気軽にお問い合わせください。お客様の要望や状況をお伺いした上で、ご利用に最適なサーバー環境をご提案します。
その他のサーバー構成例
